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About the Artist

作者近影

コマムラツカサ

長野県安曇野市生まれ、在住。

京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科で、グラフィックデザインとアート表現を学ぶ。

静謐をモットーに、動物の繊細な表情を、おかしみを交えて描くペン画家。

 

Born and currently living in Azumino, Nagano Prefecture.

Studied graphic design and artistic expression at the Department of Information Design, Faculty of Art and Design,Kyoto University of the Arts.

A pen artist who draws the delicate expressions of animals with a humorous touch.

 

2012年頃から屋号として置き傘デザイン商店を名乗り始め、2021年頃に置き傘圖版商店に改める。

{つかさ→2(two)傘→二番手の傘→置き傘→なくてもいいけど、あったら素敵。}このこじつけで、細々と制作を続けている。

2018

家族展

@ギャラリーレクラン(長野県安曇野市穂高)

2022

グループ展

@ギャラリーレクラン(長野県安曇野市穂高)

2023

個展

@ギャラリーこっから(長野県小諸市)

2024

グループ展陶染縫画

@ギャラリーレクラン(長野県安曇野市穂高)

2024

グループミニ額展

@ギャラリー&カフェ ジャローナ赤坂(東京)

2025

グループミニ額展

@ギャラリー&カフェ ジャローナ赤坂(東京)

2025

24ジャローナ賞3人展

@ギャラリー&カフェ ジャローナ赤坂(東京)

或る動物画家のお話

私はしがない動物描きです。

​これまでいくつも動物を描いてきました。

まず記憶にあるのはウシの絵です。

小学校の時に描いて賞をもらいました。

賞品は、たくさんのチーズでした。

中学校で描いたのはダチョウです。

上手に描けたので、今でも家のリビングに飾ってあります。

高校の時は、動物の絵を描いた記憶がありません。

油絵が下手なことが判明したのはこの頃です。

美大ではキリンを描きました。

首が折れてるみたいだねと言われました。

がっかりしました。

それでも動物描きを続けてみることにしました。

何年も経ったある日、ボールペンを手にしました。

サラサラとモノクロのヒツジが描き上がりました。

毛をもっと細かく描いてやろうと、つけぺんに持ち替えました。

ライオンのタテガミも、ウサギのヒゲも、思いのままです。

しがない動物描きは、

格好つけたり、とぼけたりしている動物を描き続けます。

意外な取り合わせで、面白くなったり、変になったり。

でも、ささやかで、どこかおかしい、素敵な動物たちの世界を描きたいのです。

私はしがない動物描きです。

さて、明日はどの動物を描きましょうか。

ワオキツネザル
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